中イキや脳イキ等のオーガズムはクリイキと違いイクためには様々な条件があります。それらが積み重なってイクという現象に到達します。Gスポットやポルチオ等ドコを刺激するかも大事ではありますが、もっと大切なことがたくさんあります。総合的に様々な技術と知識を組み合わせることにより中イキや脳イキに導く確率が格段に高まります。
目次
中イキとは?
そもそもイクとは?
※イク=オーガズムとは?wikipediaから引用。
”累積的な性的緊張からの突然の解放のことであり、骨盤まわりの筋肉のリズミカルな痙攣を伴い、強い快感を生んだ後に弛緩状態に至るもののことであり、また一面では、喜びを感じ、ゆだねるという心理的な経験であり、その時、心はもっぱら自分の個人的な体験だけに向けられているものである。
全身の骨格筋の収縮、過度呼吸、心悸亢進、および骨盤まわりの筋肉のリズミカルな収縮を伴い、強い快感を生んだ後に弛緩状態に至ること。”
要は気持ちよさがだんだん溜まっていって開放されたとき、めちゃくちゃ気持ちよくなるということです。イキそうな時は下半身に力が入っていて、イクと急激に筋肉の力が抜けてびくんという反応とともに気持ちいい感覚が走ります。この時、脳内ではドーパミン、オキシトシン、セロトニン、ノルアドレナリン等様々な脳内ホルモンが分泌されて快楽を生んでいます。
クリイキとの違い
クリイキとは中イキとでは、また別の気持ちよさがあるようです。一般的には、クリイキは鋭くシャープな気持ちよさで、中イキはじんわりとした深みのある気持ちよさという感じを受ける女性が多いです。クリイキの場合は、クリトリス周辺が気持ちよくなりますが、中イキの場合は全身に気持ちよさが広がる感じがあります。クリイキをした後、ほとんどの女性はクリがくすぐったくなったり痛くなったりしますが、中でイった後はそう言ったことがなく、何度でも連続でイけるようになるのが中イキの特徴です。
中イキの種類
中イキとひとくくりに言っても、中の刺激をする部分によって異なる気持ちよさがあります。膣内にはいくつものオーガズムポイントがあります。代表的なもので、Gスポット、奥Gスポット、ポルチオ、膣口、膣横、、、etc。異なる気持ちよさを感じるのは、そのポイントを支配している神経が関係します。Gスポットは下腹部神経、ポルチオは迷走神経が関わっており、特に迷走神経は体中に張り巡らせているため、ポルチオ周辺で中イキすると全身に気持ちよさが広がります。ポルチオ性感帯が究極の性感帯と言われる理由はここにあります。
中イキの強さ
中イキの気持ちよさにも段階があります。中イキのイメージとして、身体をガクガクさせて絶叫しながらイクというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、最初からそのような感じで中イキする人は稀です。多くの場合は、軽くイった感じがするという軽イキから入り、気持ちよくイく経験を重ねていくにつれて、深イキ、連続イキ、イキっぱなしという状態になっていきます。このイキっぱなしの状態こそがエクスタシーと呼ばれる変性意識状態です。頭がぼぉ~っとして全身性感帯のような状態になってしまいます。この状態になると身体のどこを触ってもイけるようになります。詳しく知りたい方は、脳イキの記事をご覧ください。
中イキしたことがない女性が多い理由
だいたいのアンケートの回答として、中イキしたことがある女性の割合は20-30%くらいです。アンケート対象の年齢や経験にも左右されますが、性に開放なアメリカのアンケートでもそれくらいの割合なので、一般の日本人ではさらに経験率は低いと思われます。中イキしたことがない女性が多い理由としては、様々な理由がありますが、大きく分けて女性側に原因がある場合と男性側に原因がある場合があります。
まず女性側に原因がある場合としては、経験が少なく性感か感度が未発達な場合や、性的な気持ちを開放できてない場合 等があります。逆に男性側に原因がある場合としては、女性の興奮を高めるための焦らしが出てきていない、女性の気持ちいいポイントを的確に刺激ができない 等、全般的な知識やテクニックの無さが挙げられます。
巷に出回る中イキ開発方法のウソほんと
巷に出回る中イキ開発方法は、どちらかというと男性側的な視点のものがほとんどです。つまり、Gスポットはどこだとかポルチオはどこだとか、どの体位だと中イキしやすいか、、、もちろんそれらも重要なんですが、さらに大事なのは女性側の視点です。つまり、女性を精神的に興奮させる、ことが一番重要です。興奮さえしていれば、膣内に第一関節だけ入れてクイっと膣壁に圧をかけただけでイけるようになってしまったりします。
中イキ開発で特に大事な3つのこと
①女性の心の開放
まず一番大切なことは、女性がエロい気持ちを開放できているということです。これは、女性側の努力も必要になってきます。恥ずかしさに負けずに自らエロに積極的になること、わざとエロい気分になるようなことを考えたりすることが大事です。例えば、感じてきたときに出るような吐息が漏れるような感じのエロい声をわざと出してみるということも効果的だったりします。中イキ開発なんてものをせずに、自然と中イキできるようになった人には、エロに対して積極的で開放的という共通点があります。開放的になれれば、雑念を考えなくなりよりセックスに集中できるようになります。方法としては、リラックスさせる方法や、羞恥心を煽って興奮させる方法等いろいろありますが、まずは女性に『この人になら身を任せられる』と思ってもらえるように安心してもらうことを意識しています。
②焦らして興奮を高める
次に大切なのはじわじわと焦らしながら興奮を高めていくということです。女性は男性と違い、興奮度は少しずつ少しずつ高まっていきます。男性がよく勘違いしがちなこととして、『濡れてるから挿入しよう。』というのが本当に多いみたいです。身体の興奮と心の興奮は別物です。本来濡れやすくて感度がいい女の子でも気持ちが伴っていないと気持ちいいどころか痛みさえ感じたりします。これでもかというくらい焦らしに焦らして心の興奮を高めていくのがポイントです。
③男性側の知識とテクニック
最後に、男性側の知識とテクニックです。気持ちいいポイントをしっかりと把握して、適切な方法で刺激することです。興奮が高まっていれば多少ポイントや刺激方法がずれていても中イキはできますが、適格にポイントを刺激できるとイける確率も高くなり、イった時の気持ちよさも何倍にもなります。
“本質からの中イキ開発コース”の特徴
上記にあげた3のほかにも、細かなポイントを挙げるとさらにたくさんあります。
本質からの中イキ開発コースでは、これらのポイントを意識したうえで、女性にもきちんと理解してもらうことで、より中イキしやすいように導きます。
箇条書きですが次のような内容をお話ししています。
・そもそもイクとはどういうこと?理解と意識
・女性の性感の上がり方とオーガズムの関係
・イクために最も重要な3つのルール
・イク時に女性の体に起こる反応
・イク時に女性の体の中で起きていること(神経やホルモンについて)
・相手を信頼して心を解放するということ
・イクために重要な筋肉の緊張
・イクために必要な緊張と弛緩と余韻
・イきそうでいけない時にイクためのコツ
・女性が中イキする時の感覚を知る
・脳イキのためのアンカーを作る etc
最後に
中イキ開発は、一人でもできないことはないですが難しいです。中イキするためには、興奮を高めるということが大事になってくるので、一人だとなかなかそこまで持っていくのが難しいからです。なので、知識と技術のある男性とのセックスで開発してくことをお勧めします。この時、とりあえず男性側に任せておけばいいだろうと考えて受け身にならずに、女の子の方も自分でエッチな気分を持ち上げようとしたり、気持ちいポイントを伝えたり、どうされたら興奮するか伝えたりすることも大切です。中イキ開発は男と女の共同作業です。そして、まずはエッチを楽しむことが大事です。一緒に頑張って開発していきましょう。